アクセス解析ツール【Google アナリティクス】について ユーザーサマリー編


みなさま、こんにちは!
株式会社ホワイトボードのWebディレクター、茂手木です。

最近にわか雨が続いておりますが、皆さんは元気でしょうか?
わが家ではうちに常駐している猫たちが屋根のあるところに固まって避難していたそうです。

本日は私たちが仕事で使用しているアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を初心者の方でも分かる様に紹介したいと思います。
ご存知かと思いますが、私たちはホームページ制作を行うだけでなく、制作したホームページの継続的な管理更新、どうすればお客様の情報価値を最大化できるかといったコンサルティングまで行っております。
更新の計画を立てる際に、ホームページのアクセス数や検索キーワード、どの地域から見られているか等々、さまざまなホームページに関する情報をレポート形式のデータとして出してくれるのがGoogleアナリティクスになります。

なので今回は導入編としてGoogleアナリティクスの最初の画面、ユーザーサマリーを紹介していきます。

アクセス解析の基本情報がまとめられたユーザーサマリー

アクセス解析

ちょっとブログ用にトリミング等行っていますが、こちらがGoogleアナリティクスのユーザーサマリーで表示される内容になります。
月単位などで情報を表示したい期間を選択し上の画面のようなレポートが出てきます。

簡単に用語紹介

・セッション
セッションの部分の数値は選択した期間に何回のアクセスがあったかを表示しています。
画像上部の折れ線グラフは1日毎のセッションを表示しています。

・ユーザー
ユーザーは選択した期間に何人のユーザーがアクセスを行ったかを表示しています。
なのでセッションとユーザーの数値に開きがあるほど、繰り返し見ているユーザーが多く、逆に数値にそこまで差が無ければ1回だけアクセスしているユーザーが多いので、繰り返しアクセスしてもらえるような施策を行わなればならないと考えられます。

・ページビュー数
ページビュー数は選択した期間でサイト内のページがどれだけ見られたかを示す数になります。
こちらの数値が大きいほどユーザーがホームページを見てくれているという基準になります。

・ページ/セッション
ページ/セッションでは1回のセッションあたり平均で何ページユーザーが見ているかを表示しています。
こちらの数値が大きいほどユーザーが複数のページを見てくれているという基準になります。

・平均セッション時間
平均セッション時間は1回のセッションあたり平均何秒このホームページに滞在してくれたかを表示しています。
こちらの数値が大きいほどユーザーが長くホームページを見てくれているという判断基準になります。

・直帰率
直帰率とはホームページを訪れたユーザーがサイト内のどのページにも移動せず、1ページだけ見て帰ってしまったかをパーセントで表示しています。
こちらの数値が低いと様々なページを見てもらえる、見やすいホームページという判断基準になります。
なのでこちらの数値を低く抑えれるような更新を行うことが大事なポイントの一つになります。

・新規セッション率
新規セッション率は新規のユーザーがどの位の割合でいるかを表示しています。
この数値が高いほど新規ユーザーに見られていて、数値が低いとリピーターによく見られているサイトということが分かります。
右の円グラフは新規セッション率を示したグラフになります。

前月・前年との比較が大事

hikaku

取得したデータは今までのデータと比較することで、以前より良くなっているのか、悪くなっているのか確認しています。
Googleアナリティクスではそちらの確認・比較をすぐ行うことができ、前と比べて何%良くなったか、悪くなったかを確認出来ます。
そうして今回どのような更新を行うか考えていきます。

スマートフォン等でどの位閲覧されているかも確認出来ます

ホームページを見る手段はパソコンだけでなく、スマートフォン・タブレット・ゲーム機など様々な形で閲覧されています。
様々な形で見られているということは、様々な形の画面でホームページが見られているという事になります。

ここで特筆すべきは、数年前からスマートフォンでの閲覧がどんどん伸びてきていることです。
Googleアナリティクスを日々確認していて実際に数年前スマートフォンでの閲覧率が3~4割だったのが今年閲覧率が7割に急増したような事例が何件もあります。
スマートフォンの普及でパソコンを持たない、パソコンの電源をつけるのがめんどくさいといった理由で、パソコンのアクセスが下がり、スマートフォンでのアクセスが増えています。

皆さんもスマートフォンでホームページを見ている際に経験があるかと思いますが、スマートフォン対応していないサイトですと、パソコンの横長の画面に合わせて作られているためスマートフォンで見ると縮小されて表示されるので、自分でページを拡大しながら閲覧しなければなりません。
ユーザーにページ移動するたびに拡大して…というのを毎回行わせてしまうと、ストレスが溜まっていきページから離脱してしまいます。

つまりスマートフォン対応を行っていないとセッション数の減少や直帰率の増加に影響し、ひいてはホームページの問合せや来店・販売などの顧客反応にも悪影響を及ぼしますので、お客様にはホームページのスマートフォン対応をおすすめしています。

PCSP

画面に合わせたホームページの表示を行うことが、企業の認知度向上や売上アップにも繋がっていくと思います。
株式会社ホワイトボードではホームページのスマートフォン対応も承っておりますので、「そろそろスマートフォン対応しないとなー」とお考えの方は是非一度弊社までお問い合わせください!

ではまた来週!

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