有意注意で物事にあたるためには


2016年12月2日

みなさま、こんにちは!
株式会社ホワイトボードのWebディレクター、茂手木です。

気づけば年末、12月ですね~
ついこの前2016年になったと思ったのですが、もう次の年になるんですね。

冬の寒さや忘年会で羽目を外し過ぎて体調を崩さないよう皆さんもご注意ください。

さて今回は「有意注意」というものについてお話出来ればと思います。

有意注意とは?

有意注意とは目の前のものを”意識的”に見ること、「見えてるものを見る力」と認識してもらえればと思います。

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普段通勤する道には必ず看板などがあると思います。
皆さんその中で覚えている看板は何枚ありますか?
「んー、看板は確かにあったけどどんな看板があったかなんて覚えてないや」と、なってしまう方がほとんどではないでしょうか。
こんな感じで世の中にはたくさんの情報がそこかしこにあるのですが、その中で自分が覚えている・印象に残っているものというのはごくわずかなんです。

その自分が覚えているもの・印象に残っているものをいつもより多くする、意識的に目を向けることが有意注意になります。

なぜ有意注意が必要なのか

有意注意がなぜ必要かといいますと、自分の仕事や生活の改善のヒントがたくさん詰まっているからです。

有意注意を行うには先ほど説明した通り意識を目の前のものに向けて見ることになります。
そうなるとその物事を観察する、観察すると「あ、ここはこんな風になっていたんだ」というような気付きが生まれます。
その気づきから「そうか!あれはこうすればよかったんだ!」という改善のためのアイデアが生まれます。
これを繰り返すことで自分の業務の効率化や、日々をより楽しく暮らしやすくすることが出来ると思います。

そういった癖(習慣)をつけるためには、前回私が書いたようにルーティンとして日々行うことが必要になってきます。

なので例えば車で通勤している時に赤信号で止まった時など近くの看板に注目してみたり、テレビに映っているCMを見て自分なりの感想を持って見たりなど細かいところでもちょっと意識を向ける訓練をすると、何か起こった際に起きている事象を観察してその対処法がすぐ思い浮かんだりします。

問題が起こった時の解決法は、絶対その事象自体にヒントが隠されているはずです。
それを注意深く見て、原因を見つけて解決すると自分の生活が前よりも少しだけ良くなっていくと思います。

有意注意で物事を見るというのは身につけておくと絶対に役立つスキルだと思います。
日々をボーっと過ごしてしまっているそこのアナタ!
いつもより少しだけ周りに目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

ではまた来週!

 

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