【XD】破線の自動アニメーションを使ってみた


2021年2月5日

みなさんこんにちは!デザイナーの古屋です。

今回はXDに2021年1月のアップデートで追加された
「破線の自動アニメーション」を使ってみたいと思います。

基本的な使い方

線が左から右に伸びていくアニメーションを作成してみます。

20210205

 

まず、アニメーション開始時のオブジェクトを作成します。

ペンツールで直線を引き、「線の間隔」を5000にします。
(こちらの数値は線が見えなくなれば何でも良いです)

img_01

次にアニメーション終了時のオブジェクトを作成するために、
1枚目のアートボードをコピーします。

スクリーンショット 2021-02-05 15.48.46

コピーしたアートボードは分かりやすいように
「アニメーション終了」という名前に変更しました。

コピーした方のアートボード内にある線の「線分」に
線の長さと同じか、それより大きい数値を入力します。

今回は1380pxの線を引いていたので、「線分」を1400に設定しました。

img_02

作成した2つのアートボードに対し「プロトタイプ」で
「自動アニメーション」を設定すればアニメーションの完成です!

スクリーンショット 2021-02-05 16.54.12

 

応用

こちらの機能を利用して、Webサイトのボタンにホバー時のアニメーションを設定してみます。

最初に図のようなボタンを作成しコンポーネント化します。

スクリーンショット 2021-02-05 16.26.31

こちらの白いパスを通常は非表示で、ホバーしたときに表示されるようにします。
ホバー時のアニメーションの設定にはステート機能を使用します。
初期のステートではパスの「間隔」に大きめの数値を入力し、
パスを見えなくします。

そしてホバーステートにはパスの「線分」を設定し、見えるようにします。

img_03

これで完成です!

20210205_2

まとめ

「破線の自動アニメーション」が追加されたことで、
さらに直感的に挙動の共有ができるようになりそうです!

これからのアップデートも楽しみですね。
それでは、また!

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