Internet Explorer の使用は控えていきましょう
2019年4月8日
皆さんこんにちは!
花粉症のせいなのか、体調が回復してこない末ちゃんです。
さて、今回はInternet Explorerの使用についてちょっと触れます。
IE11のここ最近
Microsoft EdgeとInternet Explorerにゼロデイ脆弱性、セッション情報が露出する恐れ
The perils of using Internet Explorer as your default browser
…などなど
ちょっと前にMicrosoft公式からIEの使用はもうやめてください。と発表があった矢先、
Edgeも含みますが、ゼロデイ脆弱性が発見されたという話です。
この脆弱性のパッチはリリースされるのでしょうか・・・。(既にされてたらすいません)
技術者にとってのIE11
IE11は何よりも独断専行の独自仕様により、今標準的な技術に対応していないことにより
Polyfillを多数使用しなければ動作しないプログラムが多数あったりするのが、技術者にとって頭を悩ませる問題です。
かつてIEはActiveXという、クライアントサイドで実行するプログラムなのに、
クライアントのPCのデータを触れるという便利・・・の代わりに恐ろしい機能が提供され、
その利便性により多数のActiveXアプリケーションがリリースされ、企業はそれに依存しています。
Microsoft はEdgeではもう既にActiveXは実装されていません。
今後どうしていくべきか
IEに大きく依存しているのは、日本や韓国だそうです。
これから置き換えをしていかなければいけないわけですが、
コストもかかるし、ぱっと見メリットがなさそうな案件です。
しかし、明らかなセキュリティホールです。
企業の担当者さんは、是非専門の技術者と相談しながら会社に打診してください。
情報の流出等発生すれば、それらのシステムを組むとは比べものにならないお金がかかり、
最悪社会的にも大きな損害を出すことになります。
それでは、また会いましょう!