Markdown を使おう!
2022年5月9日
皆さんご無沙汰しています。末ちゃんです。
最近は非常に暑くて真夏日の地域も発生しているようです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?くれぐれも体調にはお気を付けください。
Markdown とは
さて皆さん、Markdownというものをご存じでしょうか?
最近 Google Docs が一部のMarkdown記法に対応したりして、ニュースで見かけた方もいるのではないでしょうか。(実は昔からリスト等はサポートしていました)
Markdown(マークダウン)は、文章の書き方です。デジタル文書を活用する方法として考案されました。特徴は、
- 手軽に文章構造を明示できること
- 簡単で、覚えやすいこと
- 読み書きに特別なアプリを必要としないこと
- それでいて、対応アプリを使えば快適に読み書きできること
などです。Markdownはジョン・グルーバー(John Gruber)によって2004年に開発され、最初は Daring Fireball: Markdown で公開されました。その後、多くの開発者の手を経ながら発展してきました。
引用元 https://www.markdown.jp/what-is-markdown/
とのように、Markdownは非常にシンプルなルールで、見出しやリスト、強調やリンクなどの文章構造を記すことができます。
Word では駄目な理由
察しの良い読者の皆さんは、Wordでいいのではと思われる方もいらっしゃると思います。その通りでWordでも同じことができます。しかもMarkdownより高度なことができて、Markdownではできない文字色の変更や中央揃えなどのスタイリングもできます。
しかし、Word等で文章を管理されている頭の良い読者の方は以下のことにもお気づきだと思います。
- Wordは起動が遅いし、ソフトが重く、それ故に更新が億劫になって整備されなくなったドキュメントが多い
- みんなが色を変えたり、文字サイズを変えるせいで、見づらい
- たかが文章を編集するのに何万円も払えない
Markdown ではこれらのデメリットはすべて解消できます。
Markdown が良い理由
- ただのテキストデータなのでメモ帳で編集出来るし、好きなエディタを使える
- あくまで文章のためのものなので、装飾が存在しないため、誰が見ても見やすいドキュメントを作成できる
- 上述のようにただのテキストデータなので、特別なソフトの導入が一切不要
- 知識があればGitを使って、誰がどの行をいつ変更したかという記録すら残せる
- 知識があればLatex等を使って、HTMLはもちろんPDFや、Wordにすら変換できる(その他多数)
- Wordのようにツールバーにマウスカーソルを移動して・・・とせずに、キーボードのみですべて完結できる
メリットだらけですね。
Word と Markdown で比較する
Word と言いつつ、Google Docs でよくあるドキュメントを適当に偏見と共に作成しました。
Google Docs(Word)で作った例
たぶんあるあるな形だと思いますが、個人的に以下の点が好きではありません。
- 「議事録」という文字列を中央揃えにする必要がない。無駄に視線移動が発生するだけ。
- 議題その1について、議題その2についてなどは本来見出しであるべき、文章構造から考えてリストではない。見出しジャンプ機能や、自動での目次生成も機能しない。
- 色を変えれば目立つと思っている人が多い。色を変えればただ読みにくいだけでしかない。
- マイルストーンの文字列はリンクではないのに、下線と青文字にされている。殺意しか芽生えない。
Markdown で作成した場合
以下がエディタ画面です。僕はプログラムでもNeoVimを使用しています。
以下がHTMLに整形した画面です。
もちろんHTMLに整形した表示は自分の好みに合わせてカスタマイズできます。
また、Notion や Bear などMarkdownに対応していて、かつ美しい見た目のエディタも存在します。
まとめ
途中まで書きましたが、僕の言いたいことは他の方が既にたくさん文章化してくれています・・・。
特殊なツールを使うと、未来永劫そのツールに縛られることになります。しかしテキストデータにはツールも何もありません。ただのテキストデータです。
ツールにも縛られることなく自由にすることができます。
皆さんもMarkdown覚えてみませんか?見出しとリストさえ使えれば、もうMarkdownマスターです!