InDesignでできること
2018年12月7日
みなさんこんにちは!デザイナーの古屋です。
突然ですがInDesign(インデザイン)というソフトをご存知でしょうか?
デザインをする上でPhotoshopやIllustratorはよく使用しますが、
それらと比べるとInDesignは少し知名度が低いですよね。
PhotoshopやIllustratorとの主な違いとして、
InDesignはページ物向けの機能が多いことが特徴です。
*ページ物=ページ数が多い印刷物のこと
今回はそんなInDesignの便利な機能について簡単にご紹介いたします。
InDesignの便利な3つの機能
レイアウトグリッド
InDesignではこのように、原稿用紙のマスのようなグリッドを
設定することが出来ます。
このグリッドに合わせて入力すれば、段組みも簡単です!
マスターページ
InDesignでは複数ページに渡って同じレイアウトを適応するための
「マスターページ」という機能があります。
「A-マスター」というページをダブルクリックすると、
文字の入力されていない、レイアウトグリッドのみのページが表示されます。
このページの上部に青線の装飾と見出しのテキストを入れてみます。
そして先程段組みをしたページに戻ってみると…
先程の装飾と見出しのテキストがこのページにも適応されています!
また、見出しのテキストはテキストエリアを
command(ctrl)+ shift + クリックで、
書式はそのままに別のテキストに書き換えることが出来ます。
ちなみにマスターページはA-マスター,B-マスター,C-マスターと何種類も
作ることが出来ます。
ノンブルの入力
マスターページを開き、ページの隅にテキストボックスを作成し、
書式>特殊文字の挿入>マーカー>現在のページ番号
をクリックすると「A」と入力されます。
この「A」は、「A-マスター」のAです。
2ページを確認すると、しっかりと2と表示されています!
まとめ
InDesignの機能をさらっと紹介いたしました。
InDesignは簡単に複数ページを同じレイアウトにすることができたり、
画像やページ数が増えても動作が重くなりにくかったりします。
ページ物を制作する際はぜひ使ってみてください!