チケット管理ツールとは
2019年7月8日
皆さんこんにちは末ちゃんです。
病院なぞ大嫌い、食って寝れば治ると信じていた時代が僕にもありました。
最近は自己治癒能力が著しく低下しているのを感じます。
皆さん、病院へ行きましょう。
具合が悪くなくても定期検診は大事です。
ということを普段からシステム開発に対して自分が言っているのに、自分の身体となるといざとなって病院に行きお医者に怒られるのがほとんどです。
チケット管理ツール
さて、本日はチケット管理ツールの上手な運営方法というタイトルでやっていきたいと思います。
チケット管理ツールとは、要はタスク管理ツールのことです。
プロジェクト毎に発生する各種タスクを発行して、制作者に対して仕事を依頼するためのものです。
もちろん、自分自身で管理するために使用するのもOKです。
チケット管理ツールはあまりにも沢山リリースされているため、ここでは紹介しきることができません。
それぞれ特長があるので、自分やチームにあった物を選び使用すると良いでしょう。
一部だけご紹介します。
Wrike
チケット管理ツールといえばWrikeと言われても過言ではないかもしれません。
特にディレクターやデザイナーなど向けにかなりオススメなツールです。
Redmine
有名な管理ツールです。無料で使用できる代わりにサーバーの用意は自分で行う必要があります。
また比較的エンジニア向けの管理ツールです。
Backlog
純国産のチケット管理ツールです。
上記で紹介したツールは比較的とがった機能を持っていますが、Backlogは丁度中間のマイルドなイメージです。
立場によって違うチケット管理ツールの見え方
さてこんなに便利なチケット管理ツールですが、どうやら立場や職種によって大分見え方が違うようです。
エンジニアにとってのチケット管理ツール
エンジニアにとってチケット管理ツールはなくてはならないツールです。
というのも作業を行うにあたってよくあることは、「言った、言わない」の水掛け論だからです。
ほとんどの仕事において最終工程を担当するエンジニアにとって、口頭で受ける指示は非常にリスクです。
言われていないのに、「言った」と言われることが多く、多くの人が困っていました。
しかしチケット管理ツールというものがあれば、仕事の依頼をそれにいれてもらうことにより水掛け論は一切発生しなくなります。
チケットに書いてあること、それがすべての証拠となるからです。
これは、純粋な仕事の作業漏れを回避することも可能になります。
エンジニア以外にとってのチケット管理ツール
エンジニア以外にとってのチケット管理ツールは、エンジニアとはまったく違うもののようです。
以下のような理由があるようです。
- 入力項目が多い
- 文字に起こすのが難しい(感覚で伝えたいことが多い)
- 口で言ったほうが早い
- プロジェクト全体を俯瞰的に見づらい
このような理由で、エンジニアからみると「こんなに便利なツールがあるのになんで使わないんだ」ということが発生し、さらにはチケットがきちんと登録されなかったり管理されないということに不満を持つエンジニアさんは多いようです。
上手にチケット管理ツールを使うために
エンジニアはRedmineやGithubなどのエンジニアに対して最適化されたツールを使用することが良いです。
エンジニア以外はWrikeなどを使用するのが良いでしょう。
タイムトラッキング機能もあり、チケットごとの工数も簡単に管理することができまますし、リストやカード、ガントチャート方式で見るなど俯瞰的な確認もしやすいです。
エンジニアと、エンジニア以外のメンバーが混ざっているプロジェクトの場合はどちらかが譲歩するしかありません。
しかし、一番悲惨なのは情報が散乱することです。チケット管理ツールでプロジェクトを管理していたはずなのに、Excelで管理をする人がでてきてしまうなど。
もしエンジニア以外の人間から不満点があがったら、エンジニアがチケット管理ツールをカスタマイズしてしまうのがよいでしょう。
チームにとって最適なツールを作り上げていくことが一番仕事がスムーズに行く方法なのかもしれません。
結局一番大事なのはコミュニケーションです。お互いの不満点等をしっかり共有し、それに対しての最適な回答を見付けることを怠るのはよくないです。
ましてや一方的に押しつけるのはとても良くないですね。
上手にチケット管理ツールをカスタマイズして、チームにとって最適なツールを作り上げていくのがベストな選択でしょう。
チケット管理ツールはチケット登録したらちゃんとレビューしましょう!