【ECサイト】価格表示を明確にして離脱を防げ!
2019年7月9日
皆さん、こんにちは!
今回は、ECサイトの価格表示最適化についてお話したいと思います。
価格表示が不明だと・・・
ECサイトを利用する人にとって最も気になるのが「価格」。
この「価格」が不明確だと、いくら商品が良くても決めてにならず、サイトを離脱してしまうこともあります。
そこで、今回は、ユーザーが最も気になる「価格」を最適化して、離脱を最大限に防ぐ、さらには満足して購入していただける方法についてみていきましょう。
価格表示最適化とは?
価格表示は、要するに「○○円」と書く行為ですが、ここにはポイントがあります!
このポイントを抑えて、ECサイトの売上を最適化しましょう!
ECサイトの価格に関連した内容ですが特に、わかっていても嫌なのが「送料」。
ユーザー心理からすると送料がかかるというのは、嫌なものです。
そこで、送料を無料にしたほうが購入率は向上しますが、運営上、必ずしも送料を無料にできるわけではありません。
そこで、今回は、「送料無料の場合」、「送料表示のコツ」、そして「税金・手数料についての表示」についてご紹介します。
1)送料無料アピール
○○円以上は送料無料!というサービスをされている運営者さんは多いと思います。
ユーザーもこれは喜びます。そこで、送料無料は、
- ヘッダに配置する。
- 商品詳細ページの価格の近くにも表示する。
- カゴに入れたあとの、確認画面にもわかりやすく!できれば赤い文字で。
- ○○円以上無料の場合、「あと△△円で、送料が無料になります」という表示をする。←これ結構効きます。
などの対策をするとよいでしょう。
今は、有名なECサイトパッケージのプラグインでもこれらは配布されていますから、複雑な開発を行わなくても、できちゃいます!
Web制作会社さんにこのページを見せて「これ対策しといて!」というだけで売上は上がると思います。
2)送料表示タイミング早期化
意外と気にしないのですが、上記の内容に少し重複しますが、
送料はなるべく早く表示したほうが良いです。
「ん?」という方もいらっしゃると思いますが、これは以下のようなことです。
送料を取る場合、これはこれで運営上、悪いことではありません。
悪いのは、カゴに入れて確認画面に行った際に
「なんだよー、送料かかるのかよー。しかもこんなに!」といなり、最後の確定ボタンを押す前に離脱する可能性はかなり大きいです。
そこで、
- 商品詳細ページのフッタに送料の情報を書いてしまう。
- 商品詳細ページの「カゴへ」ボタンの付近に送料の案内についてのリンクを張っておく(別Windowか、ポップアップが望ましい)。
- ヘッダに「送料について」というメニューを必ず置いておく。
のいずれかの対策をしましょう。
覚えておいてほしいことですが、ユーザーは本当は「カゴへ」というボタンを押したくて仕方がありません。
この際に送料のことが頭に入った上で「カゴへ」ボタンを押せば、そのまま決済完了まで行きます。良くないのは途中で、「何だ送料かかるのかよー」と思わせないことです。
これを念頭にサイト改善してみましょう。これだけで売上は変わります。
3)税金・手数料明確化
送料と同様ですが、「税金が内税か、外税か」または「代引きやカード利用手数料などがかかるのか」も気になるところ。
上記同様に、「何だ、税金かかるのかよー」と確認画面で発覚するケースは最悪です。
やはり、商品詳細画面で、税金表示を行っておきましょう。
売りたいがために、そこを伏せておいて確認画面で税金を表示するという戦略はユーザーにとって不快でしょうから、これは避けましょう。
以下のポイントに留意して、表示します。
- 税金は、本体金額の付近に「内税なのかどうか」を必ず表記する。
- 手数料も、どんな手数料がかかるのか、商品詳細画面に書いておく。
(あとで知るのがまずい!)
まとめ
いかがでしたか。
価格表示ひとつとっても、いろいろ留意すべきポイントがありますね!
「価格表示のしかたで売上は変わる!」ということを心得ておきましょう。
サイト改善のコツは、ユーザーになったつもりで、ゆっくりみてみることです。
または、実際にいろんなECサイトで買い物をして実感を持つことが大切ですね。
売上アップを目指してがんばりましょう!