紙のデザインとWebデザインの違い3点


2019年9月6日

みなさんこんにちは!デザイナーの古屋です。

学生の頃は主に紙媒体のデザインについて学んでいた私ですが、
Webデザイナーとしてホワイトボードに入社してから1年以上が経ちました。

今回は紙とWebでのデザインの違いの中でも、
私が特によく注意している3点について紹介いたします。

色の違い

紙面ではCMYKを、そしてWebではRGBを使用します。
CMYKは簡単に言うと「インクの色」、RGBは「光の色」です。

紙面を見ていて眩しいと思うことはそうそうないかと思いますが、
モニターの場合はもちろん光っているので眩しく感じることもありますよね。

Webの場合はモニター(=光)に映し出されるので
紙面よりも鮮やかな色の表現が可能です。

表現できる色の範囲を専門的な用語で「色域」と呼びます。
CMYKとRGBとでは色域に差があることはデザインする上で忘れてはいけない知識です。
それは、Webで鮮やかに見えている画像などが
紙面上でもその印象そのままに再現できるわけではないからです。

(RGBの画像をCMYKに変換すると、基本的に少しくすんだ色合いになります)

学生時代はほとんどCMYKモードで作業していましたが、
入社してからはWebも紙面も制作するのでモードの切替は特に注意しています。

 

画面の大きさ

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紙の場合は「A4のチラシ作って」となればサイズはA4以上も以下にもなりません。

しかしWebの場合は人によって使用するデバイスも画面サイズも異なります。
大きく分けるとPC(横長)とスマホ(縦長)です。

そのため、Webデザインの場合は画面サイズが変わることを
考慮しながら文字と画像をレイアウトする必要があります。

 

文字詰め

紙面のデザインではフォントや文字詰めをかなり自由に調節できます。

Webの場合もバナーや解説用の画像では文字詰めの調節が可能ですが、
コンテンツ内のテキスト部分では調節は難しいです。

前項でも触れましたが、これは人によって使用するデバイスも
画面サイズも異なるからです。
また、Webの場合は選べるフォントの種類がとても少ないです。
基本的にはそのデバイスに標準でインストールされているフォントで表示されます。

そのためデバイスが違えばフォントが違うため文字の見た目が変わり、
画面サイズが変われば改行位置も変わってしまいます。

 

まとめ

紙とWebの違いについて簡単に紹介いたしました。

これからも違いを学びながら、紙もWebも頑張っていこうと思います!

それでは、また!

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