2020年が見えてきたのでWeb Developer Roadmapを見返してみる
2019年11月5日
皆さんこんにちは、末ちゃんです。
一気に寒くなり紅葉が綺麗に色づいてくれてるかなと思いきや、台風の影響も相まって思ったより綺麗な色を出してくれていなくて残念です。
朝晩は非常に冷えるので、そろそろストーブを出して部屋を暖めている今日この頃です。
さて、2019年も11月に入り、仕事のスケジュールも2020年での具体的な日程が落ちてくるようになりました。
今こそ、Web Develoepr Roadmapを見返してみようかと思いました。
Web developer Roadmap
僕はフロントエンドエンジニアなので、フロントエンドエンジニアの項目を見ていきます。
Basic
HTML/CSS/JavaScript いずれも大きな動きは今年はなかったかなと思います。
ウェブをやる上ではどんなジャンルでもこれらの学習は必要で、これらはあくまで基本中の基本になります。
HTML5.2が公式勧告されてから丁度2年が経つ頃ですが、5.3はいつくるのでしょう??
Package Manager
npm も yarn もありますが、最近はわざわざyarnを使わなくてもnpmが成熟しているので問題無い雰囲気ですね。
僕個人的には慣れてしまったyarnを使う癖がついています。
CSS Pre Processor
Sass が一強の時代が今もまだ続いていますが、個人的には最近 tailwind.css を使用し始めた経緯もあり、Sassの選択が減りそうです。
SassはSass記法が非常に記述量が減るのでとても好きだったのですが、コンポーネントでコードを設計していく昨今ではSassのメリットを感じられなくなっています。
ですが、最新のプロジェクト以外はまだ今しばらくはSassのお世話になると思います。
CSS Framework
Roadmap では Bootstrap 一強ですが、スクラッチで開発することが多い弊社ではCSSのフレームワークは使いづらく、ほとんどまったく使ってません。
tailwind.css を使ってるんですが、tailwind.cssは正確にはフレームワークではなく、ユーティリティ群と分類するのが正しそうですね。
CSS Architecture
弊社はウェブサイト制作では主にFLOCSSを使用していますが、Vueなどのフレームワークを使ったり、小規模なプロジェクトではやはりBEMがメインです。
Build Tools
タスクランナーとしては今までGulpがメインで最近はnpm scriptsで書くことが多いようです。実際小規模なプロジェクトは簡単なウェブサイト制作はそれで十分です。
しかしShift-JISで納品したりディレクトリ構造を複数分けて納品したりなど、トリッキーなことをやり始めるとやはりGulpが楽に思えます。
また小さなスクリプトやウェブアプリを作るときは、やはりWebpackか、細かいことが何も無ければParcelで作ってしまったりします。
Pick a framework
個人的にも弊社的にもvue.jsを主に使用しています。React.jsは学習コストが高いのと、純粋に制作コストも高くなってしまいます。
ただ、エンジニア以外の方には理解されないことですが、制作コストが高い → 保守コストが安い ということがほとんどです。
制作コストを安く抑えようと、設計もリファクタもまともにされなかったプロジェクトは、後々地獄です。
Testing your apps
正直自分はJestしか使ったことがありません。ですがなかなかテストを書く工数と期間がもらえないことがほとんどですよね。
ほとんどの受託系のエンジニアさんの悩みのようですが、何か解決方法があると良いのですが。
Type Checks
最近はTypeScriptが大いに流行っていますね!
バックエンドでもTypeScriptで開発されることも随分多くなってきているので、非常に嬉しいことです。
フロントエンドでもTypeScriptを使用することでかなり楽にコーディングできますが、型定義がなかなか難しいです。
ですが、今となっては型定義のないVanilla JSを使うのがちょっと怖いですし、PHPでも5系列で書くときは非常にストレスです。
まとめ
さて、一通りみてみたんですが、来年は何が流行るのでしょう?
何を学んでいけばよいのでしょう?
個人的にはTypeScriptをしっかり学んでいきたいところです。
またテストをより効率的に行える方法を探っていきたいですね。
兼業したりすると、こういった品質向上や技術向上になかなか時間が取れませんが、これらのことを来年も追いかけていこうと思います。
それではまたお会いしましょう。