【Photoshop】修正に強いぼかし加工をする


2019年11月29日

皆さんこんにちは!デザイナーの古屋です。

写真内の顔や看板をぼかす際に、背景レイヤーに対して
直接加工していませんか?

もちろんそれでも加工は可能ですが、一度ファイルを閉じてしまうと
「ぼかしすぎちゃったな…少し直したい」というときに、
また一からやり直しになってしまいます。

今回は、ぼかしすぎてしまったときでも
簡単に修正が可能な方法をご紹介いたします!

 

スマートオブジェクトに対して加工

画像をPhotoshopで開き、
「背景」レイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」します。

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「なげなわツール」や「選択ツール」でぼかしたい範囲を選択します。

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「フィルター」>「ぼかし」>「ぼかし(ガウス)」を選択します。

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レイヤーに「スマートフィルター」が追加され、
先ほど選択した箇所にぼかし加工が適応されました。

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スマートフィルターに対して加工している場合は、
ピクセルデータに直接は影響しません。

レイヤー0をダブルクリックすると、「レイヤー0.psb」というファイルが開かれ
こちらのデータには何も影響していないことが確認できます。

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ぼかしの範囲を修正する

顔の外側までぼかしてしまったので、ぼかしの範囲を少し削りましょう。

レイヤーの「スマートフィルター」を選択します。
すると、カラーウィンドウがグレースケールになります。

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この状態でブラシツールに切り替えます。
黒で塗った箇所はフィルター(ぼかし)が消え、
白で塗った箇所はフィルターが適用されます。

これで輪郭に合わせてぼかし加工を適用することができました!

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ぼかし加減を修正する

スマートフィルター直下の「ぼかし(ガウス)」をダブルクリックすると
ぼかし(ガウス)のウィンドウが表示され、ぼかし加減を修正することができます。

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まとめ

今回紹介した方法であれば、ファイルを閉じた後でも
ぼかしの増減が簡単にできます。

いつでもやり直せるという安心感はとても素晴らしいので
みなさんも是非お試しください!

それでは、また!

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