XDで簡単にニューモーフィズム
みなさんこんにちは!デザイナーの古屋です。
今回はニューモーフィズムのデザインを、
XDで簡単に作成する方法についてご紹介いたします。
ニューモーフィズムとは
Neumorphism(ニューモーフィズム)とは、上図のように
シャドウで凹凸を表現したデザイン手法のことです。
要素と地面(背景)が離れているわけではなく、
平面から押し出されて(あるいは窪んで)いるような印象が特徴的です。
構成要素
先ほどのデザインはXDで作成したのですが、
その要素を一つ一つに分けると下図のようになります。
背景も含めてたったの3要素です!
作り方
背景色を作成する
長方形ツールで背景色を作成します。
凸部分を作成する
背景色と同じ色で凸部分を作成します。
今回は角丸の正方形にしました。
(見やすいように境界線をつけていますが、実際に作成する場合は不要です)
明暗部分を作成する
先ほど作成した角丸の正方形をcommand(Ctrl)+Dで同じ位置に2回複製します。
複製した二つの正方形のうち、一つに一番明るい部分の色を、
そしてもう一つに一番暗い部分の色を指定します。
今回は明るい部分を#FFFFFF、暗い部分の色を#CCCCCCにしました。
明るい色と暗い色の両方のレイヤーに対して、
「オブジェクトのぼかし」を設定します。
凸部分がいちばん手前にくるようにレイヤーを並べ替えます。
明るい色のレイヤーを凸部分よりもやや左上に、
そして暗い色のレイヤーを凸部分よりもやや右下に移動させます。
これで完成です!
まとめ
XDでニューモーフィズムのデザインを作成する方法を解説しました。
非常に繊細なデザインですので使いどころが難しそうですが、
簡単な手順で面白い表現ができますので活用してみたいですね!
これからも色々なデザイン手法を学んでいこうと思います。
それでは、また!