ページ毎に伝えたいことは違う!キーワードでのSEO対策


みなさま、こんにちは!
株式会社ホワイトボードのWebディレクター、茂手木です。

先日、石和町のお客様から石和の温泉街で川にLEDを渡らせてイルミネーションを行っているというのを聞き、夜実際に行ってみました。

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iPhoneのカメラで撮影したものなのであまり凄さを伝えることが出来ないかもしれませんが、川がずっと先の方までLEDで装飾されており、温泉の宿泊客や車で通る人を楽しませていました。

さて、今回はSEO対策での「キーワード」という所に焦点をあててちょっとお話ししたいと思います。

大事なのは濃さ!キーワード比率を意識して検索順位の向上を

先日また別のお客様からこんな依頼をいただきました。
「今取扱っている○○○という商品を推していきたいので、ヘッダーのサイト紹介テキストに新たに○○○という商品名を加えたテキストを載せてください」

あるキーワードでの検索順位を上げるためにそのキーワードを増やす事は定石です。
そしてヘッダーは全ページ共通の部分ですので、ヘッダーに載せることで全ページにそのキーワードが増えるという事になります。
そうした検索順位向上を目的とした更新依頼をお客様からいただいたのですが、今回「それはちょっと待って!」とストップをかけさせていただき、その商品の該当ページで商品のキーワード対策を行うようにしましょう。と提案いたしました。

その理由は下記になります。

ヘッダーはサイト全体に影響を及ぼすため

先ほども話を行ったようにヘッダーやフッターといった部分は基本的にサイト内どのページに行っても同じものが表示されています。
なのでそこに入るキーワードというのはサイト全体で表示されているべき重要なキーワードになります。(地域・商材など)

でもそれでキーワードが増えるなら良いじゃない。と思われる方もいらっしゃると思いますが、キーワードは増やすだけでなく下記の部分も意識してほしいのです。

キーワード比率を意識

キーワード比率というのはそのページにどんなキーワードが何%入っているかということを言います。

例えば甲府のパン屋さんでカレーパンを売りたいお店がいたとします。
ユーザーが「甲府 カレーパン」などと検索した時に上位に来てほしいですよね。
なので、全ページで「甲府」や「カレーパン」というキーワードを増やしてその比率を高めていきました。
「甲府 カレーパン」で検索順位1位になったし、さあこれで売上が上がるかな。と思ったら何故かそんなに上がりませんでした。

それは全体でカレーパンという単語の比率を強めた結果、他のキーワードの比率・数が下がってしまい、元々検索されていた「甲府 パン屋」などの検索順位が落ちてしまっていたため売上が上がらなかったのです。

ではどうするかというと、「甲府」や「パン」といったサイト全体に共通する大きなキーワードはページ全体に置き、「カレーパン」といった絞り込まれたキーワードは、商品紹介ページといったカレーパンを紹介しているページでキーワード比率を高めていくのです。
そうすることで全体の大きなキーワードを損なわず個別の商品のSEO対策が行えます。

一つのサイトの中でも、ページ毎に伝えたいことが違うと思いますので、ページ毎(またはディレクトリ毎)強めていくキーワードを設定していくことが大事だと私は考えます。
そうすることで下記のような結果も出ます。

検索キーワードに対して一番関連性の高いページが出る

先ほどのパン屋の例を続けて使っていきますと、サイト全体でカレーパンというキーワードを入れていくと、どのページが検索結果に出るかが分からなくなってしまうことがあります。

ユーザーが「甲府 カレーパン」と検索した時、一番見たいのは恐らく「場所がどこにあるか」や「どんなカレーパンなんだろう」だと思います。
なので商品紹介ページが検索結果に出てくると、ユーザーは「そうそうこれが見たかったんだ」となって、商品紹介ページから店舗案内ページという風にサイトを見ていってくれます。

ですがそれがもし検索結果に他のページが出て来たらどうなるでしょう。
それはユーザーにサイトを開いた時に「カレーパンはどこだろう」という探す行為からはじめさせる事になってしまうのです。
その他に、「ああ、私の求めている情報はここにはないな」と開いた時思われてしまったら、、探すこともなくサイトを離れてしまいます。
なのでそうならないためにも関連性の高いページでそれぞれキーワード対策を行うことが、問合せや来店という成果にもつながっていきます。

ではまた来週!

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