IllustratorからPhotoshopへのコピペの使い分け


2018年10月24日

みなさんこんにちは!デザイナーの樋川です。

今回は、IllustrationからPhotoshopへのオブジェクトのコピペの使い分けについてご紹介します。

意外と便利!

Illustratorで制作したオブジェクトやパスは、そのままPhotoshopへペーストすることができます。ロゴやアイコンをIllustratorで制作し、Photoshopで使用したいときに便利な方法です。

 

IllustratorからPhotoshopへコピー&ペーストする方法

まず、Illustratorでペーストしたいオブジェクトを選択、Ctrl(command)+Cでコピー

スクリーンショット 2018-10-24 14.36.35

ペーストしたいPhotoshopのファイルにCtrl(command)+Vでペースト

スクリーンショット 2018-10-24 14.39.50

Ctrl(command)+Vでペーストをすると、このようなダイアログが出てきます。

このダイアログでよく使うのは
1つ目の「スマートオブジェクト」と4つ目の「シェイプレイヤー」です。

スマートオブジェクトを選択

先ほどのダイアログで「スマートオブジェクト」を選択すると、
Illustratorでコピーしたオブジェクトが「ベクトルスマートオブジェクト」となります。

スクリーンショット 2018-10-24 14.50.49スマートオブジェクトを選択するメリット

Photoshopにペーストした後もIllustratorで編集ができる。

グループ 1

レイヤーの左にあるアイコンをダブルクリックすると、イラストレーターが開き、編集ができます。

スマートオブジェクトを選択したときのデメリット

あくまでも画像としてフォトショップに配置しているので、
Photoshopの中だけではパスや色の編集ができません。

 

シェイプレイヤーを選択

先ほどのダイアログで「シェイプレイヤー」を選択すると、
Illustratorでコピーしたオブジェクトが「シェイプ」になります。

スクリーンショット 2018-10-24 15.15.26

シェイプレイヤーを選択するメリット

Photoshopで色の変更ができる。

スクリーンショット 2018-10-24 15.19.13

シェイプなので、Photoshopで自由に色の編集ができます。これが意外と便利です。

シェイプレイヤーを選択したときのデメリット

一つのシェイプとなるので、色は単色での編集となってしまいます。

 

「スマートオブジェクト」と「シェイプレイヤー」の使い分け

どちらも拡大・縮小を繰り返してもオブジェクトの画質が劣化しない、とても使いやすい方法です。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、

スマートオブジェクト → カラフルなロゴやイラスト
シェイプレイヤー → 単色のアイコン、イラスト、ロゴ

このような使い分けをしています。

まとめ

素材探しで、イメージしているものがなかなか見つからないとき、
最近は作った方が早い!と思いIllustratorで作ってしまうことがあります。

そのような時に知っておくと、簡単できれいにスマートにPhotoshopに配置できるので
ぜひ使ってみてください!

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