【すごくざっくり】欧文書体のきほん


2020年10月22日

みなさん、こんにちは!デザイナーの樋川です。

まだ10月ですが、もう冬かと思ってしまうくらいにとっても寒いですね…
秋服をあまり楽しめないまま、ニットの時期になってしまいそうでかなしいです;;

さて、今回はすごくざっくりと欧文書体の基本知識についてお話しします。

欧文書体とは

アルファベットを主にする言語で使われる書体のことです。
反対に、日本語で使用される書体は和文書体と言います。

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欧文書体の種類

日本語の和文書体にゴシック体・明朝体などいくつか種類があるように、
欧文書体にもいくつか種類があります。

セリフ体

和文書体で例えると、明朝体のようなイメージです。
文字の端に「セリフ」という部分がついている書体です。
最初は石碑に刻まれた文字で次のサンセリフ体より古い書体です。
クラシックでかたい印象になります。

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サンセリフ体

和文書体でたとえると、ゴシック体です。
【サン】=ない という意味で、「セリフ」のない書体を示します。
この中で一番親しみのある書体ではないでしょうか。ポスターや看板など幅広く使われていますね。
カジュアルで、親しみのある印象になります。

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スラブセリフ体

【スラブ】=厚い という意味で、厚い「セリフ」がついた書体です。
セリフ体の可読性をあげて発展していった書体で、見出しや本文に向いています。

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スクリプト体

一般的に筆記体と呼ばれる書体です。
最近では、おしゃれな女性向けのデザインでよく使われてますね。

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ブラックレター体

あまり馴染みのない書体ですが、西洋の教典などの宗教的な場面で使用されていたようです。
可読性は低いですが、トラディショナルなデザインの装飾文字として使用できそうですね。

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オブリーク体とイタリック体

どちらも書体を斜めに傾けた斜体のことですが、
書体によって「オブリーク」と表記されているもの、「イタリック」と表記されているものがあります。

一見同じような斜体ですが、
オブリーク体は書体を斜めに傾けたままで、よく見ると文字の太さに歪みなどが生じています。
一方でイタリック体では文字の太さもしっかり調整が行われています。

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まとめ

今回はざっくりとまとめましたが、毎日何気なく目にする書体について、意外と知らないこともありますよね。

デザイナーの方はもちろん、ノンデザイナーの方もちょっとしたデザインをするときに
なんとなく書体を選ぶのと、知識を持って選ぶのではデザインの説得力も変わってきます。

書体だけに限りませんが、なぜこのデザインにしたかをしっかり説明できるようにすると
より良いものがつくれるかなと思います。

ぜひ、意識してみてくださいね。

それでは、また〜

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