説明変数・要約変数を活用する
2020年11月9日
皆さんこんにちは末ちゃんです。
先日雲海を撮りに行ってきたんですが、見事に雲海の中に潜り込んでしまい世界は真っ白でした。
説明変数
さてまずは説明変数について。
説明変数とは、式を表す変数のことです。
例えば、以下のような文字列からユーザー名のみを取得したいとします。
const user = "user:hogehoge"
この場合以下のように書くと思います。
user.split(':')[1].trim()
しかし毎回このように書くのは大変だし、コード中にこのコードが現れても意味が分かりづらいです。
const username = user.split(':')[1].trim();
なので、分かりやすい名前の変数に格納してあげると、コードの可読性が格段に向上します。
要約変数
要約変数とは、長い式を変数にまとめてしまう変数のことです。
例えば、カートの合計が5,000円以上であれば送料無料という処理があったとします。
let shipping = 500; if (total >= 5000) shipping = 0; const amount = total + shipping;
この送料無料判定の部分を、
const isFreeShipping = total >= 5000;
としておいてあげれば、
const isFreeShipping = total >= 5000; let shipping = 500; if (isFreeShipping) shipping = 0; const amount = total + shipping;
このようにソースコード中で意味が分かりやすくなります。
まとめ
変数を大量生産しても、ソースコードが逆に煩雑になりわかりにくくなることもありますが、適切に説明変数や要約変数を利用することで、長いソースコードも読みやすくなりなます。
是非皆さんの開発の中でとりいれてみてください。